当教室では5年前のオープン以来、マインクラフトの「コマンド」をメインとしたカリキュラムを作り続けて参りました。
昨年からはマイクラの「アドオン」も学ぶことができるコースを開始し、アドオンコースに進む生徒たちの実力は相当なものになっております。
マイクラを知っている大人が見れば、どれだけ凄いことに子どもたちが取り組んでいるかが実感頂けます。
しかしその能力を客観的に証明する場が無く、特にマイクラを知らない人(特に保護者様はマイクラのことについてはさっぱりという方が多いです)にとっては「何がすごいのか、何ができるのかがわからない」というご意見を度々頂いておりました。
そこで2024年の8月より、プログラミング能力検定(プロ検)の資格取得対応コースを開始致します。
コマンドコースを修了した生徒様向けで、プロ検のレベル1から挑戦頂ける内容になっております。
【検定レベル表】(QUREOより)
レベル1~2:小~中学生程度
レベル3:中~高校生程度
レベル4~6:高~大学生(情報系学科)程度
レベル3になると高校生でも挑戦するレベル、さらにレベル4以上では大学生の情報系学科の学生さんレベルですから、かなり難易度が高い試験であることがわかります。
マイクラ教育版でPythonが実行できる
この検定は様々なプログラミング言語が対応しており、その中で「Python(パイソン)」という、世界中で大人気の言語でも検定を受験することができます。
実はマインクラフトの「教育版」というバージョンで、Pythonのプログラミングを実行することができるんです。
こちらがテキストの一部ですが、右画面のブロックプログラミングを、左画面のようにPythonによるテキストプログラミングに置き換えて実行することができます。
ブロックプログラミングでは「Scratch(スクラッチ)」が有名ですね。
マイクラではメイクコードと呼びますが、この機能を使って、左画面のpython言語を入力しながら、習得を目指します。
マイクラのコマンドを習得した生徒ならできる!
マイクラのコマンドを学習して、ゲームを作ってきた子なら、たとえ小学生でもこのプログラミング能力検定に挑戦するだけの力がついています。
実際にプログラマーの立場から感じるのは、プログラミング能力検定のレベル1~2あたりまではアドオンの方が難しいのではないかとさえ思うほどです。
この検定試験を通じて、「マイクラで遊んでいるだけ」と思われがちだった汚名(?)を晴らす、良いキッカケとなるよう、チャレンジして頂きたいなと思います。