当教室では毎週水曜日と木曜日にフリースクールを開校し、不登校生の受け入れを行っております。

先日、フリースクールの生徒たち7名で参加するオンラインイベントを行いましたのでその内容をご紹介します。

オンラインで遠隔地とつなぐ

今回は千葉県の「ティーンズ(TEENS)本八幡様」の主催でマイクライベントを行いました!

ティーンズ(TEENS)本八幡 | 発達障害 小中高生のための放課後等デイサービス - ティーンズ - 凸凹のあるお子様向け 自立・就職に直結する専門プログラム : 事業所 - ティーンズ

発達障害*小中高生のための放課後等デイサービス ティーンズ(TEENS)本八幡は、千葉県市川市八幡に教室があります。 ASD(自閉スペクトラム症・アスペルガー症候群)やAD…

フリースクールの生徒はみんな1つの教室に集まったのですが、ティーンズ本八幡様は千葉県、こちらは愛知県の名古屋市ですので、オンラインで繋いでイベントを行いました。

会場同士及び各生徒たちのパソコンからZoomに入り、会話ができるようにしました。

そしてマイクラのサーバーをこちらでたて、サーバー上に全員で集まって建築イベントを実施する、という形式で行いました。

オンラインマイクライベントを開催するにあたっての留意点

実は夏休みに同校の生徒様と当校の生徒の合同イベントを企画していまして、今回はそのプレイベントという形式でしたが、色々と事前対策をするべき事項がみえてきました。

  1. zoomで繋ぐ場合、子どもたち各々のパソコンでのセットアップ(Zoomアプリの事前インストールや入出、音声の正常な設定)に時間がかかる
  2. イベント内容に即した世界を大まかに作り込み、生徒側で不正ができないようにした方が安全(他の子の作品を壊したり、勝手にモブを出してしまうなどの対策)
  3. マイクラサーバーの準備や設定はある程度の経験と知識が必要

1点目は、Zoom入室URLの共有や入室後の音声セットアップなど、なんだかんだで30分程度は見ておいた方が焦らなくてすみます。

2点目は、イベントに空きてしまった生徒や、他の子の作品を壊すことに喜びを見出してしまう生徒が1人でも居ると、TNTを撒き散らしてイベント自体が破壊される、ということが十分に起きる可能性があります。

建築バトルお台「雨の日に住みたくなる家」
建築バトルお台「雨の日に住みたくなる家」

「やったらダメだよ」は子どもに通用しないので、「ワールドの設定や仕組みで強制的にできないようにしておく」のが安全です。

最後のマイクラサーバーについては、当教室ではオンライン教室で毎週のようにオンラインサーバーで授業を行っているのでスムーズにいきますが、初めてサーバーを立てて設定する場合は事前に何回も練習や設定を繰り返しておかないとかなり苦労します。

ちなみに当教室ではAgamesさんのサーバーを利用させて頂いております。

ちょっと操作に慣れが必要ですが、比較的安価で手軽にマイクラサーバーを立てることができます。

(もしこういったオンラインイベントやサーバーを立ててのイベント等、開催したいという方がおられましたらお問合せください。)

マイクラを通じて子どもたちに成長してほしい

ティーンズ本八幡様とは、「マイクラで子どもたちが成長できるような機会を用意したい」という想いを共通にして、マイクラでどのようにやったら子どもたちが楽しみながらも、成長に繋がるようなイベントを企画できるか、を何度も話し合いをさせて頂いております。

我々も、マイクラでの活動が子どもたちの飛躍の場所となるよう、日々工夫を凝らしていますので、またこういったイベントの結果を本ブログにて発信して参ります。