8月19日、マインクラフトカップ2026に挑戦している子どもたちみんなで、名古屋市千種区にある「四代目 お結び屋」さんへ社会見学に出かけました。テーマは「お米」です。
普段はずっとパソコンの前でワイワイと騒ぐフリースクールですが、今日はパソコンを離れ、自分たちがつくっている街のヒントを探しにいった半日をご紹介します。
お米のクイズから始まりました
お店にイートインスペースがありましたので、注文したお結びが出来上がるまでの時間に、お米についての学習をしました。

お店の壁に写っている写真の中に茶色い粒が見られます。
「これ、なんて言うか分かる?」と尋ねると、すぐに「玄米!」と声が上がりました。
精米して白米になり、洗って、水を入れて炊く。ふだん食べているごはんがどんな道すじを通ってくるのか、一つずつたどっていきます。
盛り上がったのは「お茶碗一杯のごはんは何粒でしょう」という問題でした。
「1,200粒!」「900粒!」「1,500粒!」と次々に予想が飛び出しましたが、正解は約3,000粒。
「米」という漢字が「八十八」に分解できること、お米づくりには88もの手間がかかると言われていること。
日本にお米が伝わったのは約3,000年前の弥生時代——ここで「3,000年前!」と言い当てた子がいて、こちらが驚かされました。

「家族みんなでごはんが食べられる街」を考える
フリースクールチームがマインクラフトの大会で掲げているのは「家族みんなでごはんが食べられる街」というテーマです。ですから、この日の話はお米の知識だけでは終わりません。
田んぼは雨水をためるダムの役割を持ち、夏には周りを涼しくしてくれます。
トンボやオタマジャクシのすみかにもなっています。では、田んぼが減っていくと、何が一緒に減ってしまうのでしょうか。
「建物だけの街だと、ごはんがどこから来ているのか分からなくなってしまうよね」
そう投げかけると、子どもたちは自分たちの街のことを考えはじめました。
「田んぼは一つじゃ足りない」「畑もいる」「お米だけだと味が足りないから、梅干しも」
街の設計が、その場で書き換わっていく時間でした。
自分のお金で買う、という学び
クイズのあとは、おむすびをいただきました。
この日のお米は宮城県産。「宮城県で一番大きい町は?」という問いに「仙台市」と即答した子もいました。
「海外に行ったら、こんなにおいしいお米は食べられないよね」
とても美味しいお結びに、追加で注文をする生徒もたくさんいました!
そしてこの日は、追加のおむすびや家族へのお土産を、自分の財布から支払いました。
「これとこれで550円」
「あ、30円足りない」
数えて、計算して、足りなければ選び直す。
「ちゃんと計算してから並ばないとね」と声をかけながら、これも大事な勉強です。
帰り際には、「お母さんにお土産を買います」「お父さんは明太子かな」と選んでいる姿がありました。
実際にお米を扱っている方の場をお借りして、聞いて、食べて、自分のお金を使う。
その経験が何か、子どもたちにとって活きてほしいなと思い、社会見学を実施しています。
この度は四代目お結び屋様にご協力頂きまして、今回の社会見学が実現できました。
心より御礼申し上げます。
上社教室ではフリースクールを開校しています
まなびま上社教室では、毎週月曜日・水曜日・木曜日にフリースクールを開校しています。
家でもない、学校でもない、第3の安心して楽しく過ごせる場所として活動しています。
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